炭とワイン ときどき 俳句
滋賀の老舗名料亭さんから炭のご注文をいただくと「ああ、鮎の季節だなぁー」と思います。どのようなご縁で名古屋の炭屋を使っていただけるのか今となっては知る由がありません。
数年前、念願かなって鮎の季節に伺いました。
手入れの行き届いた国宝級のお庭に面したお部屋でいただく懐石料理のハイライトは次の間で焼かれる鮎です。若い料理人さんが手際よく鮎を串打ちし、赤々とおこった備長炭の囲りに刺して横火で焼き上げていきます。まず目を喜ばせる趣向です。このように炭が使われているのだと感激しました。
鮎焼くと備長炭を組み上げし 呼瞳